Chapter 38 人間社会だけが逆さまである原因

無限運動の映像宇宙の中に有限静止の実在宇宙があるのではなく、
有限静止の実在宇宙の中に無限運動の映像宇宙がある。
ことこそが、
宇宙、
地球、
自然、
人間社会、
人間、
にとって真理である。
なぜなら、
無限の中に有限があるのではなく、
有限の中に無限はある。
つまり、
無限という概念は、有限という概念あってのものだねである。
言い換えれば、
無限は有限の不在概念に過ぎない。
更に言い換えれば、
有限が実在で、無限などそもそもなかった。
まさに、
暗闇が実在で、光は暗闇の不在概念に過ぎなかった。
ところが、
人間は、
光が実在で、暗闇は光の不在概念だと信じてきた。
言い換えれば、
無限が実在で、有限は無限の不在概念だと信じてきた。
そうすると、
光が無限で、暗闇が有限でなければならない。
ところが、
光の速度は秒速300、000キロメートルと有限。
これは明らかに矛盾している。
だから、
光の速度を超えるものは一切存在しないと云わざるを得ない。
つまり、
光の速度は無限(光の速度を超えるものは一切ない)を信じれば、見えるものはすべて実在することになる。
一方、
光の速度は秒速300、000キロメートルと有限を信じれば、見えるものはすべて映像であることになる。
その結果、
見えるものはすべて実在しないのに、実在すると錯覚させられてしまったわけです。
人間社会が逆さま社会である所以は、人間が分裂しているからであり、分裂してしまった原因は、まさに、この錯覚にあったのです。