Chapter 31 科学者とは一体何者?

有限が絶対性理論、無限は相対性理論。
静止が絶対性理論、運動は相対性理論。
暗闇が絶対性理論、光は相対性理論。
(ゼロと一)が絶対性理論、無限数(2、3、4、5、6、7、8、9・・・)は相対性理論。
そこで、
Chapter25「光の速度を超えるものは一切ない?」の論述を思い出してください。
つまり、
暗闇という有限の中に光という無限があると考えれば、
光の速度は秒速300、000キロメートルだが、光の速度を超えるものは一切存在しないという論理に矛盾が生じなくなります。
つまり、
自然数2、3、4、5、6、7、8、9、10・・・n、(n+1)・・・は無限に存在するが、nの次は(n+1)で表現できるという論理と同じであるわけです。
まさに、
速度は無限だが、今のところ、判明している速度は秒速300、000キロメートルまでだというわけです。
・・・・・・・・・・・・・・。
まさに、
素数は無限だが、今のところ、判明している素数は、12、978、189
桁の(243,112,609 ‐1)までだという論理と同じわけです。
ところが、
三つ子素数は3、5、7だけだと証明している。
一方、
素数は無限だとも証明している。
これは明らかに矛盾しています。
なぜなら、
素数は無限だが、今のところ、判明している素数は、12、978、189
桁の(243,112,609 ‐1)までなのに、どうして、三つ子素数は3、5
7だけだと云えるのでしょうか? 
言い換えれば、
12、978、189桁の(243,112,609 ‐1)以上の未だ判明してい
ない素数の中に、三つ子素数が存在しないとどうして云えるのでしょうか?
まさに、
3、5、7という三つ子素数しか存在しないという証明、
と、
秒速300、000キロメートルの光の速度を超えるものは一切存在しない証明と同じ矛盾に他ならないのです。

そうしますと、
3、5、7という三つ子素数しか存在しないという証明は、今のところ、判
明している素数である12、978、189桁の(243,112,609 ‐1)という有限の素数の範囲内でのものであることになります。
従って、
光の速度を超えるものは一切ないという証明も、今のところ、判明している秒速300、000キロメートルという有限速度の範囲内でのものであることになります。
そうしますと、
ユークリッドの素数が無限に存在することを証明したという話に疑問が湧いてくるわけです。
そこで、
拙著「素数は無限に存在するか」の冒頭で、ユークリッドが、素数が無限に存在することを証明した背理法を下記引用します。

今から2300年前のギリシャで、ユークリッド幾何学で有名なエウクレイデス・ユークリッドという数学者が、素数も自然数と同じように無限にあることを証明しました。
その証明を下記検証していきましょう。
先ず、素数とは数の原子のようなもので、まさに、文字通り、数の素になるものだ。
「1よりも大きく、1と自分自身では割り切れるが、それ以外の数では割り切れない数」のことだ。
あらゆる正の整数、すなわち、自然数は、この素数のかけ算で表現できるから、「数の原子」と呼ばれ、すべての数(自然数)は素数で割り切れる。
そこで、
素数が無限であることの証明を、ユークリッドは展開していきました。
異なる素数q1、q2、q3、・・・qnを使って、次のような数Nをつくることができる。
N=q1*q2*q3*・・・*qn +1
この数Nは、q1、q2、q3、・・・qnのどの素数でも割り切れない。
なぜなら、
どの素数で割っても、q1*q2*q3*・・・*qnの部分は割り切れるが、1が余るからである。
従って、
(1)Nはq1、q2、q3、・・・qnと異なる素数である。
若しくは、
(2)Nはq1、q2、q3、・・・qnと異なる素数で割り切れなければならない。
以上(1)と(2)から、
1、q2、q3、・・・qn以外に新しい素数qn+1があることになる。
これを繰り返すと、次々と新しい素数qn+2、qn+3、qn+3、qn+4・・・が見つかることになる。
つまり、
素数は無限にあることがわかる。
・・・・・・・・・・・・・・。
一方、
スティーブン・ホーキングの最新著作「ホーキング宇宙、人間を語る」の34ページのところで、10進法表記でさえ、インド人が大躍進をして10進法を強力な道具にした700年頃に作られた、と云っているのはどうしたことでしょうか?
他方、
紀元前の人物のユークリッドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10・・・n、(n+1)という自然数の概念に基づいて、素数は無限に存在することを証明したはずなのにです。
科学者とは一体何者なのでしょうか?