Chapter 1 時間の概念は星によって違う

自転運動をする地球では、一回自転することによって、太陽が昇ると朝になり、沈むと夜になり、再び、太陽が昇ると朝になるという繰り返しがある。
一回の自転=一日
という地球の一日という時間の概念の誕生です。
また、
太陽の周りを公転運動をする地球では、一回公転することによって、太陽と地球の位置関係の変化で、春になり、夏になり、秋になり、冬になり、再び、春になるという繰り返しがある。
一回の公転=一年
そして、
一回の公転=365.25回の自転
つまり、
一年=365.25日
という地球の一日と一年という時間の概念の誕生です。
一方、
自転運動をする地球の隣の金星では、一回自転することによって、太陽が昇ると朝になり、沈むと夜になり、再び、太陽が昇ると朝になるという繰り返しがある。
一回の自転=一日
という金星の一日という時間の概念の誕生です。
また、
太陽の周りを公転運動をする金星では、一回公転することによって、太陽と金星の位置関係の変化で、春になり、夏になり、秋になり、冬になり、再び、春になるという繰り返しがある。
一回の公転=一年
そして、
一回の公転=1.9回の自転
つまり、
一年=1.9日
という金星の一日と一年という時間の概念の誕生です。
ところが、
一日=24時間という地球の「時間(hour)」の概念で計算しますと、
地球の一年=24*365.25=8、766時間ということになります。
一方、
金星の自転=一日は、地球の「時間(hour)」で観測しますと、2、808時間になります。
従って、
金星の公転=一年は、地球の「時間(hour)」で観測しますと、
金星の一年=2、808*1.9=5、355時間ということになります。
つまり、
一日=24時間という地球の「時間(hour)」の概念で計算しますと、
地球の一日=24時間、一年=8、766時間
金星の一日=2、808時間、一年=5、355時間
ということになります。
従って、
金星の一日=地球の117日、
金星の一年=地球の0.61年、
ということになります。
言い換えれば、
金星の一年=地球の222.8日
ということになります。
ところが、
前述したように、
地球の一年=365.25日
金星の一年=1・9日
つまり、
地球の「時間(hour)」では、
金星の一年=222.8日であるのに対して、
金星の「時間(hour)」では、
金星の一年=1.9日であるわけです。
従って、
時間の概念と言っても、地球の一日と一年という時間の概念と、金星の一日と一年という時間の概念は違うのです。