第二十三話 胸さわぎ【時刻:2023年3月26日午前0時13分】

何かが押し寄せて来るような感じがします。
夜空を見上げていると、丸い月がくっきりと光っていました。
そこへ一本の流れ星が月の方から、こちらにさっと落ちて来るのです。
流れ星が消えると、まん丸い月だったのが急に薄い三日月に変わっているのです。
地球の影が大きく月の姿を隠してしまったのです。
そしてますます地球の影が大きくなり、月はどんどんうすっぺらくなって行きます。
わたしは、息苦しくて仕方ありません。
何かが、押し寄せて来るような感じがします。