第十一話 おかしな建国記念日【時刻:2023年2月11日午前0時57分】

今日、2月11日は、この国が建国されてから2683年目になる、建国記念日と言って、わたしの通っている学校もお休みです。
20年前のみなさんも、やはりお休みだったと思います。
本当に、この国が建国されてから2683年経っているのか、はっきりわからないそうです。
お父さんは、「そもそも、この国がいつ建国されたのかも、はっきりしないような話がおかしい。それは自分に降臨した国常立命という神さんが、いつも文句を言っていたよ!」
「自分の国の生いたちがはっきりしないというのは、ある意味ではとても不幸なことだ」とも言っています。
たとえば、わたしのお父さんもお母さんも誰だかわからないと困ります。
はっきりしているから、お父さんの言うこと、お母さんの言うことが、わたしには納得出来ないことであっても、『お父さんの言うことだから間違いない。お母さんの言うことだから信じることができる!』という気持ちになって安心するのです。
そして、それが広がって大人の言っていることは、間違いないと思えてくるのでしょう?
ところが、誰が自分のお父さんかお母さんかわからないと、誰も信じることが出来なくなり、結局、大人全部を信じられなくなるのだから、やはり不幸なことだと思います。
みなさんの生きている20年前は、そんな誰も信じられないような時代だったようですね。
それでも建国記念日はあったのですから変な話ですね。
みなさんは、自分の国を知らないのですよ。
知らない国のことを信じることはできませんね?
それでは知ればいいのではないでしょうか!
「ところが、それを知らせないようにしている連中がいたんだ!」
お父さんは言っていました。
それが、『親から、その公的権利を私的所有物として相続される制度』でなった国会議員とそれを影で操る偉い役人さんなんです。
この国を、本当の歴史を知らない国にしてしまった張本人が、彼らと彼らの祖先だったようです。
余り気が進まないのですが、まず彼らの子供たちの額に×印をつけなければならないようです。
そうならないように、偉い人たちの子供として生まれた人たちに、警告ではありませんが、わかって欲しいのです。
お願いだから、わたしに嫌なことをさせないで!