時刻:2023年3月7日午前1時

今までみなさん、この世で偉い方で、8才の冬子にはちょっと荷が重すぎたような感じですので、ここでちょっとわたし並のレベルまで落としてくれた方に戻りたいと思います。
口調はわたし並ですが、内容はそれは大したものだと、お父さんが覗き読みして言ってました。
先日、岳父−この言葉はお父さんから教わりました−がお亡くなりになったそうで、ご愁傷さまです。
では、どうぞ。

「冬子ちゃん、人間はどうして死ぬのかって?
人間だけでなく、生あるものは必ず死ぬんだよ。
それはわかるよね、冬子ちゃん。
だって宇宙の法則でもあるように、有限である全体宇宙を無限に動き回るには必ず円運動でなければならないもの。
だから何も無い「無」から生まれたものは必ず又、「無」の状態、つまり死へと向かって行くんだよ。
じゃあなぜ人間だけはそれを知っているのかって?
生あるもの、つまり存在しているものには無駄なものはひとつもなく、みんなそれぞれに役割が与えられているんだよ。
そしてその役割というものは、生あるうち、いわば(?)存在している間しか発揮できない。
だって死ねば又「無」へと帰り、何もできなくなってしまうんだもの。
人間だけが死から免れないことを知っているというのは、それだけ人間に与えられた役割が他の生物よりも重要、重要というのは言葉がおかしいなぁ!困難というか、複雑なものなんだよ。だからその役割をきっちりと果たしてもらうためには、存在している間という、プレッシャーというか、期限を意識してもらわないとなかなかその役割に気づいてもらえない。
だから人間だけが、死という意識を持っているんだよ。
もうわかるよね。
生を得た、存在を与えられたということは、宇宙の動き、仕組みに貢献するためなんだよ。
そして役割を終えれば、死ぬことで「無」へと帰る。
だから死ぬということは、「ひとつの役割を終えてご苦労さま」ということで、決して怖いことでも、悪いことでもないんだよ。
「じゃあ、その役割って何?」と訊きたいんでしょ。
それは、おじさんにも、まだよくわからない。
おじさんも早く気づくためにいろいろ頑張っているんだよ。
それがわかれば、又新田さんに連絡して冬子ちゃんに伝えてもらうよ。
他にもたくさんの人たちが、冬子ちゃんの質問に答えてくれているはずだから、わかりやすい答えがあれば、おじさんにも教えてちょうだいね」

この方には、わたしと同じぐらいのお子さんがいらっしゃるようですね。
お子さんに話かけているみたいで、暖かい気持ちになりました。
ありがとう。