時刻:2023年2月20日午前1時

大岡さんと一緒に、お父さんのお仕置を手伝った元警察官で、今は聖職者監視委員会委員長をされている野島金太さんからも、忙しい中を冬子の為に意見を下さいました。
それでは、ご紹介します。

「冬子ちゃん、お元気ですか?エンジェルジュニアーNo3です。
もし、死というものがなければ、人間はどうなるでしょうか。
すべての人が、ただ生きて行けるだけの最低限度のことしかせず、漠然と無為に過ごしてしまうでしょう。
冬子ちゃんのお父さん・鬼神四郎さんも、ある時こう言っておられました。
『死は欲望の原点である。死がなければ欲望もなくなる。またどんな人間も天から使命を与えられていて、その使命に気づいた人間がはじめて死と直面することができる。故に死の恐怖から解放されるには、自己の使命に気づくしか方法はない』
人間が自分に与えられている使命に気づき、またそれを日々実行して行くためにも、『死』というものが必要なのです。
そういう生き方ができるのも人間だけです。
何と幸せなことでしょう。
だから使命に気づくことが大切なこととなります。
どうしたら気づくことができるでしょうか。
それは努力するしか道はないでしょう。
お父さんの『鬼の掟十七条』にも書かれています。
人間は死を意識できることを喜び、死と共にある生を一所懸命生きることによって気づいた使命の為に日々努力することが、生きることに意味を与えるのです。
死を生からの一方通行と考えず、つまり『生があるから死がある』だけではなく、『死があるから生がある』とも考えて、死を特別視せず、宇宙の中での人生の一里塚と思えばいいのです。
冬子ちゃん、まだあなたは子供なのだから、ゆっくり一休み、一休み」


金太さん、ありがとうございました。
最後の「宇宙の中での人生の一里塚」は面白い表現ですね。
月の想いであるテンシは、この言葉を気に入って、これから再三使いたいと言っていました。