第四章 幸福と不幸を超えた価値観

金持ちの時代は、まもなく、終わる。
これは一体何を示唆しているのでしょうか?
まさしく、
資本主義社会が消滅することを示唆しているのです。
従って、
社会主義社会も消滅することを示唆しているのです。
では、
資本主義社会と社会主義社会の共通要因は何でしょうか?
まさしく、
資本主義社会も社会主義社会も、
利益を追求する利益社会(ゲゼルシャフト)であることです。
つまり、
資本主義社会とは、お金(資本)を提供する者が利益を生む最大の貢献者であるとする社会。
一方、
社会主義社会とは、労働力を提供する者が利益を生む最大の貢献者であるとする社会。
つまり、
どちらも利益を追求する利益社会(ゲゼルシャフト)に変わりはないわけです。
従って、
利益社会(ゲゼルシャフト)が消滅した後にやって来る社会は、共同社会(ゲマインシャフト)も利益社会(ゲゼルシャフト)も超えた、新しい社会(ネオシャフト)に他なりません。
そして、
新しい社会(ネオシャフト)のキーワードが、
幸福と不幸を超えた価値観に他ならないのです。
つまり、
「不幸のすすめ」なのです。