第三章 金持ちの時代は終わる

金持ちの時代は、まもなく、終わる。
その予兆が、
現代社会の大半の人間が、金持ちになりたいのではなく、貧乏になりたくないと考えている傾向がある点です。
ひと昔前、
つまり、
1971年(ニクソンショック)から1985年(バブル経済)そして、1989年(バブル破裂)以前の社会の大半の人間は、貧乏になりたくないというよりも、金持ちになりたいと考えている傾向があった。
この理由は、
大半の人間が、貧乏から少し金持ち(豊か)になったからです。
ところが、
1989年(バブル破裂)以降の社会の大半の人間は、少し金持ち(豊か)から貧乏に戻ってしまった。
しかし、
一旦上がった生活レベルを下げることは至難の業である。
その結果、
現代社会の大半の人間が、金持ちになりたいのではなく、貧乏になりたくないと考えるようになったわけです。
ところが、この考え方を実現することは、現代資本主義社会では100%不可能なのです。
なぜなら、
大半の人間が貧乏から脱出することなど、資本主義社会では100%不可能だからです。
なぜなら、
資本主義社会、つまり、金持ちがいる社会では、大半の人間は貧乏にならざるを得ないからです。
一方、
この考え方を実現するには、金持ちがいない社会しかないのです。
まさに、
金持ちの時代は、まもなく、終わるのです。