第二章 二十一世紀のテーマ

健康は病気のない状態である。
つまり、
病気は客観性の主体であり、健康は客観性の客体である証左です。
そして、
現代日本社会では大半の人が、
金持ちは貧乏でない状態であるという考え方になっています。
言い換えれば、
金持ちになりたいのではなく、貧乏になりたくないだけだ、というわけです。
つまり、
貧乏は客観性の主体であり、金持ちは客観性の客体になってきているわけです。
まさに、
病気と健康の問題と同じ捉え方を、貧乏と金持ちの問題でもしているわけです。
これは一体何を示唆しているのでしょうか?
実は途轍もない重大なことを示唆しているのです。
つまり、
現代社会では、
金持ちの時代は、まもなく、終わることを示唆しているのです。
そして、その後に、
幸福と不幸の本質的な問題が浮上してくる。
つまり、
主観性の問題が浮上してくるのです。
まさに、
個人の時代の到来を示唆しているのです。
従って、
二十世紀までの組織の時代とは、金持ちか貧乏かの問題であった。
一方、
二十一世紀からの個人の時代とは、幸福か不幸かの問題になります。