第七章 支配・被支配を超えた同等社会

差別・不条理・戦争は、支配者側の人間の脅迫観念の所産である。
言い換えれば、
支配する者が差別をするから、支配される者に怯えるのである。
逆に言えば、
支配する者が差別をしなければ、支配される者に怯えることはないのである。
同じように、
支配する者が不条理をするから、支配される者に怯えるのである。
逆に言えば、
支配する者が不条理をしなければ、支配される者に怯えることはないのである。
同じように、
支配する者が戦争をするから、支配される者に怯えるのである。
逆に言えば、
支配する者が戦争をしなければ、支配される者に怯えることはないのである。
まさに、
支配する者は、支配される者に怯えているのである。
結局の処、
支配される者だけが、支配する者に怯えるのではなく、
支配する者も、支配される者に怯えるのである。
まさに、
支配・被支配二層構造の人間社会の本質は、
支配する者も支配される者も怯えている社会なのである。
従って、
支配する者もない、
支配される者もない、
みんなが同等の社会が、みんなが怯えることのない社会なのである。