第二十六章 阿呆ほど自己否定できない

二十世紀の『世紀の人』に選ばれた、相対性理論のアインシュタインのIQ(知能指数)は200近くあったそうだが、そんなアインシュタインでも、潜在能力の30%も発揮していなかった。
いわんや、
我々凡人は、潜在能力の20%も発揮していない。
一方、
自然社会の生きものは、みんな潜在能力を100%発揮している。
従って、
100年に一度出現するかどうかの大天才のアインシュタインでも、自然社会の生きものには歯が立たないのである。
そして、
大天才のアインシュタインが、最期に云った有名な言葉がある。
“わたしの唯一知ったことは何も知らなかったことだ”
つまり、
世紀の大天才でも、自己を全否定せざるを得なかったのである。
いわんや、
“自分はそこそこ大したものだ”
“自分は頭はそんなに悪くない”
と内心思っている我々凡人が、自己を全否定などできないと言い張るのは、阿呆さ加減を超えて呆れるばかりである。
まさに、
阿呆ほど、自己を全否定できないようだ。