第四百八十九話 成熟した知性の「メス社会」

未熟な知性の正体とは、歪んだ二元論である「好いとこ取りの相対一元論」に外ならなかった。
わたしたち人間だけが「オス社会」をつくった原因は、歪んだ二元論である「好いとこ取りの相対一元論」にあった。
つまり、
未熟な知性が「オス社会」をつくったわけです。
一方、
「メス社会」である自然社会はすべてにおいて成熟した社会です。
成熟しているとは、全体と一体で生きる姿勢、つまり、全体感に外なりません。
未熟であるとは、“自分が・・・”という意識、つまり、部分観で生きる姿勢に外なりません。
自然社会は無知ですが、全体感の社会です。
人間社会は有知ですが、部分観の社会です。
その結果、
人間社会は、「オス社会」をつくった。
その結果、
人間社会は、「支配・被支配二層構造と世襲・相続の差別社会」をつくった。
その結果、
人間社会は、「宗教と科学」をつくった。
その結果、
人間社会は、「悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖」の人生を送る羽目に陥った。
その結果、
人間社会は、「差別・不条理・戦争」を繰り返した。
従って、
人間社会の進むべき道は、有知でありながら全体感の社会しかありません。
つまり、
成熟した知性の「メス社会」に外なりません。