第四百八十六話 新しい共同社会(ネオゲマインシャフト)

衣食住の足りた生き方をする社会が共同社会(ゲマインシャフト)です。
つまり、
無知な自然社会です。
衣食住だけで飽き足らない生き方をする社会が利益社会(ゲゼルシャフト)です。
つまり、
今までの未熟な知性の人間社会です。
二十世紀に起こった冷戦は、資本主義と社会主義の対立であって、利益社会(ゲゼルシャフト)と共同社会(ゲマインシャフト)の対立ではなかった。
資本主義も社会主義も所詮は利益社会(ゲゼルシャフト)という同じ穴の狢でした。
真の共産主義が共同社会(ゲマインシャフト)なのであって、ソ連も中国も社会主義国家であって、共産主義国家ではなかったのです。
つまり、
未熟な知性の人間社会の表象だったのです。
つまり、
知性の罪的側面の表象だったのです。
言い換えれば、
「好いとこ取りの相対一元論」という歪んだ二元論の表象だったのです。
平たく言えば、
“生が好くて、死が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“オスが好くて、メスが悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“善が好くて、悪が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“強が好くて、弱が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“賢が好くて、愚が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“富が好くて、貧が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“幸福が好くて、不幸が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“天国が好くて、地獄が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“神が好くて、悪魔が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“健康が好くて、病気が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“支配者が好くて、被支配者が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
“光が好くて、暗闇が悪い”という「好いとこ取りの相対一元論」に外ならない。
一方、
成熟した知性の人間社会は、やはり、衣食住の足りた生き方をする新しい共同社会(ネオゲマインシャフト)です。
つまり、
知性の功的側面の表象です。
言い換えれば、
正しい二元論の表象です。
平たく言えば、
“生と死を超えた”「三元論」に外ならない。
“オスとメスを超えた”「三元論」に外ならない。
“善と悪を超えた”「三元論」に外ならない。
“強と弱を超えた”「三元論」に外ならない。
“賢と愚を超えた”「三元論」に外ならない。
“富と貧を超えた”「三元論」に外ならない。
“幸福と不幸を超えた”「三元論」に外ならない。
“天国と地獄を超えた”「三元論」に外ならない。
“神と悪魔を超えた”「三元論」に外ならない。
“健康と病気を超えた”「三元論」に外ならない。
“支配者と被支配者を超えた”「三元論」に外ならない。
“光と暗闇を超えた”「三元論」に外ならない。