第四百二十二話 癌細胞はねずみ講

わたしたちは人口の爆発的増加を甘く見ているようです。
人口の爆発的増加とは、自然社会では大群発生現象であり、その後に必ずやってくるのは暴走と集団自殺なのです。
しかも、人類の大群発生現象はすでに500年前から起こっている。
紀元0年から紀元1500年の1500年間で3億から4.3億、つまり、およそ45%の増加(年率では0.03%)しかなかった人間の数が、500年前から100年間で平均30%の増加(年率では0.3%)という10倍の増加が1800年代まで続き、1800年から1900年の100年間では10億から16億という60%の増加(年率では0.6%)という20倍の増加と更に上昇し、1900年から2000年の100年間では16億から63億という300%の増加(年率では3%)という100倍の増加と一気に上昇した現象は、まさしく、人類の大群発生現象が極みに達した状況に外なりません。
紀元0年〜紀元1500年: 年率0.03%
紀元1500年〜紀元1800年:年率0.3%(10倍)
紀元1800年〜紀元1900年:年率0.6%(20倍)
紀元1900年〜紀元2000年:年率3%(100倍)
自然の食物連鎖の法則に則していたら不増不減なのに、100倍もの増殖率に達しているのは、まさにねずみ講的増え方です。
癌細胞の増殖率はねずみの大群発生と同じメカニズムでできているそうです。
つまり、
正常な細胞の細胞分裂なら1ヶ月に1回の代謝、つまり、新しい細胞と旧い細胞が入れ替わり不増不減を保たれるのに、癌細胞がねずみ講的に100倍に増殖したら、有機機能の不全が起こって死に至るのです。
従って、
紀元1900年〜紀元2000年:年率3%(100倍)の人口の増殖率は、人間社会という有機生命体が死に至ることを示唆しているのです。
つまり、
人類の絶滅は目の前にやってきているのです。