第四百八話 文明社会の結婚(3)

冷戦を演じたソ連やアメリカで離婚率が100%に近づいた理由は、文明が最も進んだ国であったからで、ソ連が消滅したのは、アメリカよりも文明が進んでいた、言い換えれば、錯覚がアメリカよりも高じていた結果だったのです。
文明が進んだ国ほど錯覚も高じ離婚率が高くなる。
ではなぜ、ソ連がアメリカよりも文明が進んでいたと言えるのでしょうか。
ではなぜ、ソ連がアメリカよりも知性が進んでいたと言えるのでしょうか。
知性には功罪両面がある証明です。
文明にも功罪両面がある証明です。
文明の功的側面である科学技術力では、アメリカはソ連を圧倒していました。
近代兵器ではアメリカがソ連を圧倒していたし、生活スタイルの利便性でも月とスッポンの差があった。
ところが、
離婚率の高さでは、ソ連がアメリカを圧倒していた。
これは何を示唆しているのでしょうか。
共同生活意識において、ソ連の方がアメリカよりも強かったことを示唆しているのです。
つまり、
共産主義の方が資本主義よりも、知性面においても、文明面においても進んでいることを示唆しているのです。
では、
何故、知性面においても、文明面においても進んでいたソ連がアメリカに負けたのでしょうか。
何度も申しますが、アメリカが勝って、ソ連が負けたのではなく、ソ連が先に自滅しただけのことです。
その原因は明白です。
共産主義と社会主義の違いを自覚していなかったからです。
つまり、
錯覚していたのです。
錯覚させられていたと言った方が適切かもしれません。
悪意で共産主義革命を演じていた連中に錯覚させられていたのです。
二十一世紀は、人類があらゆる錯覚から目覚めるべき世紀です。
二十一世紀に、真の冷戦がやってくると新田哲学が主張する所以です。
二十一世紀に、「オス社会」と「メス社会」の対決という真の冷戦がやってくるのです。