第四百五話 結婚制度は錯覚の象徴

文明社会になればなるほど離婚(相克)が起こる。
子孫保存(種の保存)意識が強ければ離婚は起こらない。
共同生活意識や恋愛感情が伴うと離婚が起こる。
文明社会の申し子であるアメリカでは、離婚率は100%近い。
つまり、
殆どの夫婦が離婚するわけです。
ところが、アメリカよりも離婚率がすさまじい国があった。
それは、冷戦で敗北したソ連です。
ソ連では、1970年代ですでに離婚率が100%に到っていたのです。
この現象の意味するものは一体何でしょうか。
ソ連の方がアメリカよりもより文明社会であったことを示唆しているのです。
つまり、
ソ連の国民の方がアメリカの国民よりも、共同生活意識や恋愛感情が伴う結婚をしていたのです。
更に、
共同生活意識や恋愛感情が伴う結婚は、錯覚も進んだ結婚であることを示唆しているのです。
だから、
離婚率がどんどん上がっていくのです。
冷戦でソ連が敗北した最大の原因が、錯覚度の差にあったわけです。
アメリカよりも、ソ連の方がより錯覚していただけのことです。
言い換えれば、
冷戦の結果は、勝利者と敗北者がいたのではなく、ソ連がアメリカよりも早く自滅しただけのことで、アメリカが勝利者では決してなかったのです。
そのバロメーターが離婚率に表れているのです。
従って、
離婚率が100%近くまで伸びているアメリカは、遅かれ早かれ消滅します。
従って、
離婚率がどんどん伸びている日本も、遅かれ早かれ消滅します。
つまり、
離婚に辿り着く結婚制度は錯覚の象徴である証明に外なりません。
まさに、
結婚と離婚は、表裏一体のコインに過ぎなかったのです。