第四百一話 真の冷戦がやってくる

古代、中世、近代、そして、現代と続いてきた文明社会は「オス社会」を頂点にしたトライアングル構造の社会でした。
つまり、
ピラミッド(ヒエラルキー)型階級社会でした。
言い換えれば、
利益社会(ゲゼル・シャフト)です。
これからやってくる新しい時代、つまり、新代は、「メス社会」を中心にしたスクエアー構造の社会です。
つまり、
スクエアー型平等社会です。
言い換えれば、
共同社会(ゲマイン・シャフト)です。
社会主義と共産主義が合体した東側社会と資本主義の西側社会が激突した冷戦は、共同社会(ゲマイン・シャフト)と利益社会(ゲゼル・シャフト)の対決ではなく、利益社会(ゲゼル・シャフト)内の覇権争いに過ぎなかったが、「オス社会」を頂点にしたトライアングル構造の社会と「メス社会」を中心にしたスクエアー構造の社会の対決こそ、真の共同社会(ゲマイン・シャフト)と利益社会(ゲゼル・シャフト)の対決なのです。
つまり、
社会主義・共産主義と資本主義の対決が、共同社会(ゲマイン・シャフト)と利益社会(ゲゼル・シャフト)の対決ではなかったのです。
「オス社会」と「メス社会」の対決が、共同社会(ゲマイン・シャフト)と利益社会(ゲゼル・シャフト)の対決だったのです。
近代社会に入って、共同社会(ゲマイン・シャフト)と利益社会(ゲゼル・シャフト)の対決が、啓蒙主義思想と自由主義思想の対決という一見哲学思想(イデオロギー)の対決になったわけですが、その背景に実は、「オス社会」と「メス社会」の対決という本質的な問題が潜んでいたのです。
共同社会(ゲマイン・シャフト)=メス社会
利益社会(ゲゼル・シャフト)=オス社会
従って、
二十一世紀、つまり、新代になって、真の共産主義(共同社会(ゲマイン・シャフト)=メス社会)と資本主義(利益社会(ゲゼル・シャフト)=オス社会)の対決がやってくるのです。