今朝のお話(Daily discourse)
VOL.(V)



はじめに

科学者の大半が男性であることが、知的生きものの代表が男性であり、一方、女性は感性の代表である証左だと言われてきました。
芸術の世界においても、男性と女性の特徴が表れています。
作詞家は男女ともにいるが、作曲家となると殆どが男性で、女性の作曲家は殆どいない。
詩は感性がないと書けないが、曲は理性(知性ー音楽的知識)がなければ書けない。
小説家は男女ともにいるが、哲学者となると殆どが男性で、女性の哲学者は殆どいない。
物語(創作)は感性がないと書けないが、論理は理性(知性ー哲学的知識)がなければ書けない。
男性が知的生きものの代表である所以がここにも表れているわけです。
科学者とは、感性の代表ではなく、理性(知性ー知識)の代表であったわけですが、一方、宗教者は感性の代表であるのに、過去の宗教者の大半は男性であったことが、宗教と科学は同じ穴の狢だったことを証明しています。
目に見えるものを論じるのが科学であり、目に見えないものを論じるのが宗教なのに、なぜ殆どが男性の宗教者だったのでしょうか。
宗教の実体は、目に見えないものを論じる感性の産物ではなく、目に見えるものを論じる理性(知性ー知識)の産物であった証左です。
要するに、わたしたち一般の人間は宗教に騙されていたのです。
ところが、200年ほど遡った頃から女性の新興宗教者が現れはじめ、現在では男女とも半々ぐらいの女性教祖が出現していますし、女性科学者も出現しています。
これは一体何を示唆しているのでしょうか。
「今朝のお話(Daily Discourse)」Vol.(IV)のおわりにの最後で述べましたように、オス(男性)こそ未熟な知性の申し子であり、メス(女性)こそ成熟した知性の申し子だったからではないでしょうか。
「概念の世界」から「理解の世界」に人類が進化するためには、未熟な知性から成熟した知性に進化しなければならない。
その担い手が女性なのです。
「新しい時代(新代)」における「新しい社会」の担い手は女性なのです。
「メス(女性)社会」を中心にして、「宗教と科学を超えた価値観」と「支配・被支配二層構造と世襲・相続の差別制度を超えた価値観」と「悩みや四苦八苦、挙げ句の果ての、死の恐怖を超えた価値観」と「差別・不条理・戦争のない社会」を四辺にしたスクエアー(正方形)構造の新しい社会を「今朝のお話(Daily Discourse)」Vol.(V)で論じてみたいと思います。

平成20年4月11日    新 田   論
第四百一話 真の冷戦がやってくる 第四百五十一話 神は不公正の元凶
第四百二話 オス社会 V.S メス社会 第四百五十二話 不必要な神
第四百三話 結婚制度の消滅 第四百五十三話 神こそ悪の権化
第四百四話 結婚制度の正体 第四百五十四話 オス社会からメス社会へ
第四百五話 結婚制度は錯覚の象徴 第四百五十五話 二十一世紀のキーワード
第四百六話 文明社会の結婚(1) 第四百五十六話 「映像の世界」から「実在の世界」へ
第四百七話 文明社会の結婚(2) 第四百五十七話 二十一世紀は「軸の時代」の中心世紀
第四百八話 文明社会の結婚(3) 第四百五十八話 「理解する」=「超える」
第四百九話 二十世紀の冷戦の正体 第四百五十九話 「知る(気づく)」と「考える」
第四百十話 二十一世紀の冷戦 第四百六十話 男と女は別の生きもの
第四百十一話 二十世紀の冷戦はまだ決着していない 第四百六十一話 いわゆる現実の世界=不在概念の映像世界
第四百十二話 対立する者は必ず対消滅する 第四百六十二話 異常な人間社会
第四百十三話 「生きる」と「死ぬ」の意味 第四百六十三話 二十一世紀最大の課題
第四百十四話 どぶねずみ人間の所以 第四百六十四話 無いものねだりの生き方
第四百十五話 (錯覚)人間=(どぶ)ねずみ 第四百六十五話 無いものねだりの社会
第四百十六話 (どぶ)ねずみの正体 第四百六十六話 現実の社会=超えた社会
第四百十七話 人間社会=どぶねずみ社会 第四百六十七話 「超えられない社会」から「超えた社会」へ
第四百十八話 大群発生→暴走と集団自殺 第四百六十八話 使命こそが人間の存在意義
第四百十九話 癌対策 第四百六十九話 使命を知ること=成熟した知性
第四百二十話 絶滅危機はすでに起こっている 第四百七十話 使命と仕事
第四百二十一話 絶滅はもはや目の前 第四百七十一話 「考える葦」が諸悪の根源
第四百二十二話 癌細胞はねずみ講 第四百七十二話 知性の罪的側面
第四百二十三話 地球(惑星)の時代から月(衛星)の時代へ 第四百七十三話 人間社会は知性の罪的側面
第四百二十四話 月(衛星)の時代 第四百七十四話 知性の功的側面
第四百二十五話 円回帰運動の完結 第四百七十五話 映像の世界から実像の世界へ
第四百二十六話 「新代」は月(衛星)の時代 第四百七十六話 新しい人間社会へ
第四百二十七話 月(衛星)の時代は目覚めの時代 第四百七十七話 元凶は無いものねだり
第四百二十八話 惑星の終焉 第四百七十八話 『過去・現在・未来』と『今、ここ』
第四百二十九話 社会のない社会 第四百七十九話 妄想の人生と現実の人生
第四百三十話 二重の錯覚 第四百八十話 時間と空間
第四百三十一話 「考える力」が元凶 第四百八十一話 新しい人間社会
第四百三十二話 「知る能力」と「考える力」 第四百八十二話 真の共産主義
第四百三十三話 「考える」=連想する 第四百八十三話 悪意の人間社会
第四百三十四話 連想生きもの・人間 第四百八十四話 善意・悪意を超えた自然社会
第四百三十五話 人間という低劣な生きもの 第四百八十五話 利益社会(ゲゼルシャフト)と共同社会(ゲマインシャフト)
第四百三十六話 中途半端な障害者・人間 第四百八十六話 新しい共同社会(ネオゲマインシャフト)
第四百三十七話 五体満足な人間こそ障害者 第四百八十七話 正しい二元論=三元論
第四百三十八話 障害者が正常な人間 第四百八十八話 歪んだ二元論=好いとこ取り
第四百三十九話 重苦が覚醒させる 第四百八十九話 成熟した知性の「メス社会」
第四百四十話 五感と一感 第四百九十話 メスの実在性
第四百四十一話 一感動物と五感人間 第四百九十一話 オスの不在性
第四百四十二話 人間だけが悟っていない 第四百九十二話 畜生
第四百四十三話 覚醒(悟り)=真理とは 第四百九十三話 オス化したメス
第四百四十四話 人類だけが絶滅するべき 第四百九十四話 メス化したオス
第四百四十五話 もういい加減目覚めよ! 第四百九十五話 異常事態の人間社会
第四百四十六話 達人=覚醒者(悟った人) 第四百九十六話 オスとメスの本分
第四百四十七話 五感の精度=潜在能力 第四百九十七話 セックスレス社会
第四百四十八話 人類の存在が神の不在証明 第四百九十八話 セックスの真の意味
第四百四十九話 神は必要悪 第四百九十九話 生死=セックス
第四百五十話 犬・猫も呆れる人間 第五百話 生死を掛けた自己の存在の保存


おわりに

「概念の世界」から「理解の世界」に人類が進化するためには、未熟な知性から成熟した知性に進化しなければならない。
その担い手が女性だった。
「新しい時代(新代)」における「新しい社会」の担い手は女性だった。
「メス(女性)社会」を中心にして、「宗教と科学を超えた価値観」と「支配・被支配二層構造と世襲・相続の差別制度を超えた価値観」と「悩みや四苦八苦、挙げ句の果ての、死の恐怖を超えた価値観」と「差別・不条理・戦争のない社会」を四辺にしたスクエアー(正方形)構造の社会こそ、わたしたち知性を有する人間の目差すべき社会だったのです。
「この世とあの世」=「鑑賞席のある映画館の世界」=「主観・客観の世界」=「理解の世界」=「現実の世界」=「絶対・相対の世界」=「静止・運動の世界」=「三元論の世界」=「終点の世界」=「死の世界」=「宗教を超えた世界」=「科学を超えた世界」=「神を超えた世界」=「政治を超えた世界」=「経済を超えた世界」=「歴史を超えた世界」=「悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖を超えた世界」=「差別・不条理・戦争を超えた世界」=「必然・偶然の世界」=「『今、ここ』の世界」=「成熟した知性の世界」=「無(限)・有(有限)を超えた世界」=「蓄積の理解の世界」の社会こそ、わたしたち知性を有する人間の目差すべき社会だったのです。
そして、そのキーワードは、
“生死を掛けた自己の存在の保存”なのです。

平成20年7月29日     新 田   論