第二百九十八話 「好いとこ取り」の正体

悩みや四苦八苦をなぜわたしたちはするのでしょうか。
死をなぜわたしたちは怖れるのでしょうか。
差別・不条理・戦争をなぜわたしたちは繰り返すのでしょうか。
“・・・が好くて、・・・が悪い”という「好いとこ取りの・・・相対一元論」を当たり前だと思い込んで生きたら、悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖は当たり前であり、差別・不条理・戦争を繰り返すのは必然の結果です。
悩みや四苦八苦をしないためにはどうすればいいのでしょうか。
死を怖れないためにはどうすればいいのでしょうか。
差別・不条理・戦争をしないためにはどうすればいいのでしょうか。
“・・・も好くて、・・・も好い”という・・・二元論の本質を当たり前だと理解して生きたら、・・・も受け入れ、・・・も受け入れる結果、悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖など無縁になるのは当たり前であり、差別・不条理・戦争など思いもよらない。
悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖、更には、差別・不条理・戦争の正体は分裂症に外ならないからです。
“・・・が好くて、・・・が悪い”という考え方は必ず分裂症を惹き起こします。
自分の中で、“・・・が好くて”と受け入れる自分と、“・・・が悪い”と受け入れない自分という二つの自分が生じるのが分裂症です。
分裂症が“自分は・・・”という自我意識(エゴ)を生み、“自分は・・・”という自我意識(エゴ)が悩みや四苦八苦をして、挙句の果ての、死を恐怖し、更には、差別・不条理・戦争を繰り返しているのです。
結局の処、
“・・・が好くて、・・・が悪い”という「好いとこ取りの・・・相対一元論」が、悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖の原因であり、差別・不条理・戦争を繰り返す原因なのです。