第二百七十話 病気は自業自得

病気は、健康から普段を経由して徐々に病気になるのに対して、健康は、病気から普段を経由して徐々に健康になるのではなく、病気から健康にすぐ戻る。
「病(やまい)の甲乙丙」が線回帰循環ではなく、円回帰循環である証明です。
「死の甲乙丙」の円回帰循環で言い換えれば、
死は、誕生から生を経由して徐々に死になるのに対して、誕生は、死から生を経由して徐々に誕生になるのではなく、死から誕生にすぐ戻る。
「死の甲乙丙」の線回帰循環で言い換えれば、
死は、誕生から生を経由して徐々に死になるように、誕生も、死から生を経由して徐々に誕生になる。
若しも、「死」が甲乙丙の線回帰循環をするのであれば、死は突然やってくることはあり得ません。
誕生・生・死という現象において、生は「範囲の世界」=「有限の世界」であるが、誕生と死は「範囲外の世界」=「無限の世界」です。
つまり、
生は想定内の世界ですが、誕生と死は想定外の世界です。
だから、
誕生と死は突然やってくるのです。
誕生・生・死という現象は、線回帰循環ではなく、円回帰循環である証明です。
誕生と死が実在で、生は映像に過ぎない証明です。
つまり、
始点と終点が実在で、円周は映像に過ぎない。
更に、
円回帰循環では、
始まり(始点)があれば、終わり(終点)はない。
若しくは、
始まり(始点)がなければ、終わり(終点)がある。
誕生・生・死という現象では、誕生は自分の意思で決められないが、死は自分の意思で決めることができる。
つまり、
誕生(始点)はないが、終わり(終点)がある。
死の本質が自殺である証明に外なりません。
未だ来ぬ未知の未来の一番端にある死を知る知性の本質がここにあるのです。
従って、
健康・普段・病気という現象も、円回帰循環であるわけです。
つまり、
病気は、健康から普段を経由して徐々に病気になるのに対して、健康は、病気から普段を経由して徐々に健康になるのではなく、病気から健康にすぐ戻る。
更に、
健康は自分の意思で決められないが、病気は自分の意思で決めることができる。
平たく言えば、
病気は自業自得ということであり、自分次第(自己の自然治癒力)で治すことができるのです。