第二百五十七話 人間社会=地球を冒す癌細胞

わたしたち人間社会は、いま最も大事な時期に差しかかっているようです。
原因は、もちろん、わたしたち人間自身の所為です。
天の声でも、神のお告げでも、自然(地球)の所為でもありません。
自然(地球)はいつもの通り、自転と公転を46億年繰り返してきただけで、その寿命が来るまで、自転と公転を繰り返すだけです。
寿命が来たら、死がやって来て、惑星の死、つまり、太陽(恒星)に飲み込まれるだけのことです。
その太陽(恒星)も、寿命が来たら、恒星の死であるブラックホールになり銀河に飲み込まれるだけのことです。
わたしたち人間も死ねば自然(地球)に戻る、つまり、自然(地球)に飲み込まれるだけのことです。
つまり、
元に戻るだけのことです。
わたしたち人間だけが、偶然に知性という武器を得たお陰で地上最強の生きものになったのですが、その後がいけなかった。
二重の錯覚の生き方をしてきた結果、とんでもない間違いをしでかしたのです。
つまり、
人間の数だけが異常に増え過ぎたわけです。
地球上の生命体は、たとえ一種類だけでも、増え過ぎても、減り過ぎても絶対にいけないのです。
病気を例にしてお話をしますと、
地球という身体に人間という細胞が異常発生して、このままでは、地球自体が死にかねない状態にまで癌細胞として増殖し、地球という身体を冒し続けている。
地球の非常事態宣言が発動され、増殖した癌細胞の摘出手術がこれから為されるわけです。
癌細胞だけの摘出だけでは済まないで、胃自体の摘出も必要になるかも知れない。
それが、地球温暖化問題という形で顕れてきたわけで、わたしたち人間(癌細胞)のみならず、他の生きもの(胃)の絶滅危機(摘出手術)も起こり得るわけです。
地球は、自分の使命を果たす上で、寿命が来るまで自転と公転を繰り返す作業をするため、自然現象という形で自己の治癒を図ろうとしているだけのことです。
地球にとって忌むべき癌細胞に成り果てた、わたしたち人間がいま為すべきことは、二重の錯覚から目を覚ますことで、増殖を続ける癌細胞から、増えも減りもしない正常な一細胞に戻ることです。
そうでないと、癌細胞(人間社会)の摘出手術はもう始まります。