第二百三十六話 神はただの映像

静止しているものが実在であり、運動しているものはすべてその映像である。
有限の世界と無限の世界。
果てのある世界と果てのない世界。
この世とあの世。
つまり、
人知を超えた絶対的な神は存在するのか?
この問題を解く鍵がここにあります。
宗教は、無限の世界、つまり、果てのない世界に神は存在すると主張します。
科学(アインシュタイン)は、無限の世界、つまり、果てのない世界などわからない、だからそれは神の領域だと主張します。
新田哲学が、宗教と科学は同じ穴の狢だと主張する所以です。
すべては円回帰運動をしている。
円回帰運動には三つの過程がある。
つまり、
始点と円周と終点の三つの過程があります。
始点と終点が果てのない世界、無限の世界、あの世です。
円周が果てのある世界、有限の世界、この世です。
それを言い換えれば、
静止と運動と静止・運動の三つの過程です。
静止と静止・運動が果てのない世界、無限の世界、あの世です。
運動が果てのある世界、有限の世界、この世です。
それを言い換えれば、
実在と映像と現実の三つの過程です。
実在と現実が果てのない世界、無限の世界、あの世です。
映像が果てのある世界、有限の世界、この世です。
それを言い換えれば、
観念と概念と理解の三つの過程です。
観念と理解が果てのない世界、無限の世界、あの世です。
概念が果てのある世界、有限の世界、この世です。
それを言い換えれば、
絶対と相対と絶対・相対の三つの過程です。
絶対と絶対・相対が果てのない世界、無限の世界、あの世です。
相対が果てのある世界、有限の世界、この世です。
それを言い換えれば、
一元論と二元論と三元論の三つの過程です。
一元論と三元論が果てのない世界、無限の世界、あの世です。
二元論が果てのある世界、有限の世界、この世です。
それを言い換えれば、
誕生と生と死の三つの過程です。
誕生と死が果てのない世界、無限の世界、あの世です。
生が果てのある世界、有限の世界、この世です。
従って、
神は実在や現実ではなく、単なる映像(捏造)に過ぎないのです。