今朝のお話(Daily discourse)
VOL.(III)



はじめに

「心の旅の案内書」で始まり、「こころの琴線」で終わった新田哲学は難解であるとの批判から、わかりやすい新田哲学を目差して、「今朝のお話(Daily Discourse)」を“語り口調”で始めたつもりでしたが、「今朝のお話(Daily Discourse)」Vol.(II)では、「宗教と科学」、特に、「科学」の正体を暴くことに力点を置いたため、少々、難しい話になってしまいました。
しかし、これからやって来る「新しい人間社会」については、およそ、理解して頂けたのではないでしょうか。
「死の理解」と「時間の理解」のできる「新しい人間」で構成される「新しい人間社会」がこれから登場する。
「新しい人間社会」では、差別・不条理・戦争はありません。
これまでの文明社会と決定的な違いが、差別・不条理・戦争のない点です。
差別・不条理・戦争のない人間社会とは、一体どんな社会なのか。
「今朝のお話(Daily Discourse)」Vol.(III)では、再び、わかりやすい“語り口調”で、お話してみたいと思います。

平成19年9月21日    新 田   論
第二百一話 差別・不条理・戦争のない社会のキーワード 第二百五十一話 自分が諸悪の根源
第二百二話 無責任な「映像の世界」 第二百五十二話 “自分は人生の殆どを建前で生きていた”
第二百三話 「観念」→「概念」→「理解」 第二百五十三話 “必死”になる
第二百四話 「実在」→「映像」→「現実」 第二百五十四話 必然と偶然の妙
第二百五話 本音と建前 第二百五十五話 「危険な世界」&「安全な世界」
第二百六話 どぶねずみ化のバロメーター 第二百五十六話 二重の錯覚から目を覚ませ!
第二百七話 死を怖れる理由 第二百五十七話 人間社会=地球を冒す癌細胞
第二百八話 悟り=円回帰運動 第二百五十八話 癌の原因
第二百九話 すべては円回帰運動 第二百五十九話 癌は映像
第二百十話 円回帰運動の正体 第二百六十話 「眠りの中の夢」と「夢の中の眠り」
第二百十一話 映像の正体 第二百六十一話 夢=悟りの一瞥
第二百十二話 自分と自分以外のもの 第二百六十二話 「明日のない死」と「明日のある死」
第二百十三話 人生という円回帰運動 第二百六十三話 あなたは蝶々か?人間か?
第二百十四話 円回帰する時期 第二百六十四話 死=自我意識(エゴ)の死
第二百十五話 超大戦争 第二百六十五話 死=部分観の死=“心・魂・意識・精神・霊”の死
第二百十六話 「理解」することの大切さ 第二百六十六話 死の意味
第二百十七話 どぶねずみ化のバロメーター(2) 第二百六十七話 エネルギー(熱)の法則=甲乙丙循環の法則
第二百十八話 どぶねずみ化のバロメーター(3) 第二百六十八話 甲乙丙循環の法則=三の法則
第二百十九話 どぶねずみ化のバロメーター(4) 第二百六十九話 甲乙丙循環の法則=自然治癒力
第二百二十話 どぶねずみ化のバロメーター(5) 第二百七十話 病気は自業自得
第二百二十一話 どぶねずみ化のバロメーター(6) 第二百七十一話 人間は間違いの動物
第二百二十二話 どぶねずみ化のバロメーター(7) 第二百七十二話 理屈(「考え方」)の人間社会 V.S 真理(「在り方)」の自然社会
第二百二十三話 どぶねずみ化のバロメーター(8) 第二百七十三話 真理(「理解」)の社会
第二百二十四話 どぶねずみ化のバロメーター(9) 第二百七十四話 罪深き生きもの・人間
第二百二十五話 神の創造者 第二百七十五話 神の化身である特別な生きもの?
第二百二十六話 買い被られた神 第二百七十六話 人類絶滅の危機は偶然か必然か
第二百二十七話 「神の観念」&「神の概念」&「神の理解」 第二百七十七話 滅亡危機は進化のきっかけ
第二百二十八話 「神」=本当の自分 第二百七十八話 不確定の世界
第二百二十九話 本当の神 第二百七十九話 必然性の罪
第二百三十話 宇宙開発という大罪 第二百八十話 本当の自分とは
第二百三十一話 永遠 V.S 変化 第二百八十一話 必然とは映像(幻想)
第二百三十二話 シンプルだがとんでもない錯覚 第二百八十二話 新田哲学の核心
第二百三十三話 「一重の錯覚」と「二重の錯覚」 第二百八十三話 般若心経と新田哲学
第二百三十四話 どぶねずみの行き着く先 第二百八十四話 三つの世界観
第二百三十五話 好いとこ取りの相対性理論 第二百八十五話 三つの時間
第二百三十六話 神はただの映像 第二百八十六話 『今』と『過去・現在・未来』と『今、ここ』
第二百三十七話 阿呆の極みの人間社会 第二百八十七話 『今』と『現在』の違い
第二百三十八話 宗教・科学の妄想 第二百八十八話 わたしたちは何処にいる?
第二百三十九話 政治の妄想 第二百八十九話 「エデンの東」とは人間社会のこと
第二百四十話 差別・不条理・戦争は自然現象 第二百九十話 支離滅裂な聖書
第二百四十一話 宗教の罠 第二百九十一話 悪意の現代人間社会
第二百四十二話 アインシュタイン派 対 ハイゼンベルグ派 第二百九十二話 わたしたち人間の使命
第二百四十三話 文明社会の意図 第二百九十三話 「この世」は「映像の世界」の証明
第二百四十四話 もう待ったなし! 第二百九十四話 「二元論の世界」は「映像の世界」の証明
第二百四十五話 「理解の世界」への第一歩 第二百九十五話 「二元論の世界」=「好いとこ取りの相対一元論の世界」
第二百四十六話 「生・死の観念」→「生・死の概念」→「生・死の理解」 第二百九十六話 「好いとこ取り」が差別・不条理・戦争の元凶
第二百四十七話 「自己の死期」の知り方 第二百九十七話 とんでもない勘違い
第二百四十八話 「この世的成功」の正体 第二百九十八話 「好いとこ取り」の正体
第二百四十九話 分裂症のどぶねずみ 第二百九十九話 四苦八苦は映像
第二百五十話 どぶねずみ人間=ロボット化人間 第三百話 “受け入れる人生”


おわりに

人間社会と自然社会の決定的な違いは、差別・不条理・戦争のある人間社会、差別・不条理・戦争のない自然社会との違いです。
種の数の正常か異常かの違いが、そのことを如実に顕しています。
自然社会では、種の数は正常に守られていて、増え過ぎもしないし、減り過ぎもしません。
不増不減の世界が絶対に守られているのが自然社会です。
イナゴやバッタやどぶねずみの大群発生は、人間社会が原因で起こったものですが、そういった現象も二十世紀後半からまったくなくなりました。
原因は、人間という種自体が異常発生しはじめたからです。
人間の数が異常に増え始めた段階で起こったのが、イナゴやバッタやどぶねずみの大群発生であり、人間社会に近いところで食べ物を得ている種が先ず異常発生したわけです。
ところが、科学の罪的側面である公害問題が人間社会で取り沙汰されるようになって、更なる科学技術の功的側面による公害対策がイナゴやバッタやどぶねずみの大群発生を阻止するようになったわけです。
人間のひとり勝ちの極致に達した地球で、人間の数だけが異常発生する兆候を見せはじめたのが二十世紀後半からであり、それにともなって地球自体が異常を来すようになった。
それが地球温暖化問題の実態です。
不増不減の法則が守られない社会で起こるのが差別・不条理・戦争なのであり、二十世紀後半から差別・不条理・戦争がますます激しくなってきた人間社会が直面する問題が地球温暖化であるのです。
温室効果ガスの削減で以って地球温暖化問題を解決するといった対症療法は、根治をますます困難にすると同時に、更なる予測不可能な新しい問題を惹き起こすでしょう。
人間社会だけにある差別・不条理・戦争の因子は、わたしたちひとり一人の人間の中に深く浸透しています。
わたしたちひとり一人の気づきしか、この負の流れを阻止することはできません。
そう信じて、「今朝のお話(Daily Discourse)」Vol.(III)を綴ってきましたが、ご理解頂けたでしょうか。

平成19年12月19日    新 田   論