第九十三話 待ったなしの問題

現在65億もいる人類の数を4億まで減らさなければ、地上に生きている全生命体は間違いなく絶滅するでしょう。
最終的には、わたしたち人類も絶滅する。
自然の食物連鎖のランクの低いものから絶滅していくからです。
いまプランクトンが絶滅の危機に瀕しています。
地球温暖化の影響を受けて海水温度が上がり、北極や南極の氷が解けだしたのが原因ですが、プランクトンが食べる海水の中の油分が極端に減少しているからです。
プランクトンが絶滅すると、殆どの魚類や珊瑚が絶滅します。
鯨も絶滅します。
一方、蜜蜂も絶滅の危機に瀕しています。
蜜蜂が絶滅すると、オシベとメシベの交尾ができず、花を咲かせる植物の殆どが絶滅します。
この地上から魚も花もまったく失くなった世界を想像してみてください。
まさに地獄絵です。
地球の大気の平均温度は摂氏15度ですが、地球温暖化で摂氏1度上がるだけで、全生命体の30%が絶滅すると言われています。
摂氏2度上がると、65億いる人類の中32億の人間が深刻な水不足問題に直面するとも言われています。
地球温暖化の直接の原因は、大気中にある二酸化炭素といった温室効果ガスが増えることにあるのですが、根源には人類の数の異常発生がある。
国連の下部機構であるIPCC(気候変動に関わる政府間パネル)は、温室効果ガスの増加を抑える方策ばかりを論じていますが、65億の人口がこのままでは2050年には90億になると同じ国連が発表しているにも拘わらず、肝腎の人類の異常発生現象について論及していない。
これでは、絵に描いた餅に過ぎません。
65億いる人類の数を早急に4億まで減らさなければ、地上から全生命体が絶滅するのです。
これは待ったなしの問題であります。