第九十二話 絶滅の危機を食い止める方策

二十一世紀とは、一人の母親と一人の父親から一人の子供が生まれるという肉体的遺伝の進化に基づいた相対進化論では済まされない、集合意識の進化に基づいた絶対進化論の「考え方」でなければ通用しない時代であります。
更に、生きとし生ける物の絶滅の危機と捉えるか、生きとし生ける物の更なる進化と捉えるかの分岐点でもあり、その命運を握っているのは地上最強の生き物であるわたしたち人類です。
このまま人類の数が増加し続ければ、生きとし生ける物の絶滅が間違いなく待ち受けている世紀になるでしょう。
生きとし生ける物の更なる進化が待ち受けている世紀にするには、人類の数を自然の食物連鎖が保たれる適正なレベルまで減少させなければなりません。
自然の食物連鎖では、上位のランクの生き物が「食う側」になり、下位のランクの生き物が「食われる側」になるルールが厳然と働いており、人類の間でもこのルールは保たれている。
人類のランクは、最上位の第32代目から下って、第19代目の原人まであり、この現代社会においても併存しています。
つまり、我々現代人はすべて一見同じ人間のように見えますが、実は第19代目の原人から第32代目の情報化(超拝金主義)時代の人間までが渾然一体となって存在している世界なのであります。
第32代目:232=4294967296である情報化(超拝金主義)時代の人間。
第31代目:231=2147483648である大戦争(集団共食い)時代の人間。
第30代目:230=1073741824である現代科学文明時代の人間。
第29代目:229=536870912である近代の人間。
第28代目:228=268435456であるイエス・キリスト時代の人間。
第27代目:227=134217728である第一の軸の時代の人間。
第26代目:226=67108864である古代の人間。
第25代目:225=33554432である利益社会=農耕型社会の隆盛時代の人間。
第24代目:224=16777216である利益(人間)社会時代の人間。
第23代目:223=8388608である共同(人間)社会時代の人間。
第22代目:222=4194304である人類文明幕開け時代の人間。
第21代目:221=2097152である新人(ホモサピエンス)の出現と隆盛時代の人間。
第20代目:220=1048576である旧人の出現と隆盛時代の人間。
第19代目:219=524288である原人の出現と隆盛時代の人間。
第19代目の原人にとっては、自分たちは「旧い人間」であり、第20代目の旧人は「新しい人間」であります。
第20代目の旧人にとっては、自分たちは「旧い人間」であり、第21代目の新人は「新しい人間」であります。
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第30代目の現代科学文明時代の人間にとっては、自分たちは「旧い人間」であり、第31代目の大戦争(集団共食い)時代の人間は「新しい人間」であります。
第31代目の大戦争(集団共食い)時代の人間にとっては、自分たちは「旧い人間」であり、第32代目の情報化(超拝金主義)時代の人間は「新しい人間」であります。
「新しい人間」は「旧い人間」よりも自然の食物連鎖の中でのランクが上にあることを承知しておかなければなりません。
つまり、「旧い人間」は「新しい人間」に食われる立場にある。
第32代目の人間は第31代目の人間を食い、第33代目の人間に食われる。
第31代目の人間は第30代目の人間を食い、第32代目の人間に食われる。
第30代目の人間は第29代目の人間を食い、第31代目の人間に食われる。
第29代目の人間は第28代目の人間を食い、第30代目の人間に食われる。
第28代目の人間は第27代目の人間を食い、第29代目の人間に食われる。
第27代目の人間は第26代目の人間を食い、第28代目の人間に食われる。
第26代目の人間は第25代目の人間を食い、第27代目の人間に食われる。
第25代目の人間は第24代目の人間を食い、第26代目の人間に食われる。
第24代目の人間は第23代目の人間を食い、第25代目の人間に食われる。
第23代目の人間は第22代目の人間を食い、第24代目の人間に食われる。
第22代目の人間は第21代目の人間を食い、第23代目の人間に食われる。
第21代目の人間は第20代目の人間を食い、第22代目の人間に食われる。
第20代目の人間は第29代目の人間を食い、第21代目の人間に食われる。
第19代目の人間は第18代目の猿人を食い、第20代目の人間に食われる。
絶対進化論の(2n)の(n)とは、自然の食物連鎖のランクに外ならないのです。
そして、生きとし生ける物の更なる進化が待ち受けている世紀にするには、人類の数を自然の食物連鎖が保たれる適正なレベルまで減少させなければならないのですが、その適正な数とは、228=268435456、つまり、2億6843万5456人と229=536870912、つまり、5億3687万912人の平均値であります。
その理由は、第28代目から第29代目に移行するのに1500年掛かったという事実が証明しています。
つまり、人類の数が殆ど変わらなかった時代であるからです。
従って、人類の適正数は228−29=402653184、つまり、4億265万3184人であり、増えすぎた60億強の人間は消滅しなければ、生きとし生ける物の絶滅の危機を食い止める方策はありません。