第四十六話 勝目のない地球との戦争

わたしたち人類は100%勝目のない地球との戦いを二十一世紀中にしなければならない。
勝目のない地球との戦いを避けるためには、わたしたち人間ひとり一人が変わらなければなりません。
わたしたちひとり一人の体にも自然治癒力があって、体内に外敵が侵入してくると自然治癒力がその外敵と闘うように、地球も外敵と判断したものを除外するために闘います。
どうやら、わたしたち人類は地球から外敵と見做されてしまったようです。
自然治癒力の一つである白血球の動きを観察すると、地球のこれからの動向が予想されます。
白血球にはリンパ球、単球、顆粒白血球などの種類があり、血液1立法ミリメートル中に普段は5000個から7000個ぐらいあり、血液中だけでなく他の諸組織の中にも移動します。
単球や顆粒球はアメーバ運動を行い、つまり、体内に細菌や異物が侵入すると増殖して細胞内に取り込んで殺し、消化する食作用を持ち、リンパ球は免疫抗体の生産、免疫機能の調節をし、わたしたち人間のような高等脊椎動物では骨髄が白血球生産の場で、白血病は腫瘍性白血球を増殖させる病気です。
体内に、細菌や異物、つまり、外敵と見做したものが侵入してくると、自ら増殖して外敵を食い潰してしまうわけです。
地球も、外敵と見做したものには、自ら増殖して、つまり、自らの殺菌能力をアップさせてその外敵を食い潰してしまいます。
わたしたち人間が自然災害とか天災とか言っているものは、地球の立場からすれば殺菌・消毒しているだけのことであり、外敵の数が多くなれば、それだけ殺菌能力をアップさせなければならず、自然災害や天災の規模も大きくなるのです。
昨今の地震や台風の規模が大きくなって来ているのは、外敵である人類に対する敵対能力をアップしているからに外なりません。
つまり、自らの白血球の数を増殖させていることに外ならず、人類を完全に敵視した証明であるのです。
勝目のないわたしたち人間がすべきことは、地球から敵視されないようにするしかないのです。
つまり、これ以上細菌の増殖をしてはいけないのです。
地球温暖化対策ではなく、人口増加問題に歯止めを掛けることが必要です。