第四十五話 絶滅の危機(地球との戦争)

33代目の新しい種の人間は、233=8、589、934、592=85億(おく)8993万(まん)4592人を超える時期に登場し、「新しい世界」を創造していくことになります。
nの(n)が新しい種の人間の節目(代)であり、2nが全存在の総数であって、人類の総数(人口)では決してありません。
つまり、ビッグバン直後に1=1である唯一の力から重力が先ず誕生したのが2=1であり、その後、先ず二つの力(重力と強い力)に分かれたのが2=2であり、更に四つの力(重力・強い力・弱い力・電気の力)に分かれたのが2=4といった具合に次々と進化し、233=8、589、934、592=85億(おく)8993万(まん)4592という総数になっているのです。
ところが、その数字がそのまま人類の総数、つまり、人口であるなら、他の全存在は消滅してしまうことになります。
ある特定の種だけが極端に増えるということは、他のあらゆる種が極端に減るということになるのです。
地球温暖化によって、地上の生き物がどんどん絶滅していると言われていますが、地球温暖化は間接原因であって、直接原因は人類の数が異常に増えたことによる均衡現象に過ぎません。
ある種が増えれば、他の種は減ることで均衡を保つわけです。
従って、異常なほど増えてしまったわたしたち人類が減ることが解決の道であって、地球温暖化対策をいくら考えても無駄です。
地球上の全存在、つまり、鉱物・植物・動物の総量は、地球が誕生した時から定まっていて、増えもしないし、減りもしません。
従って、ある種が極端に増えたら、他の多くの種が絶滅の危機に瀕することになる、それが均衡を保つということであります。
人類の数が65億を超える現状下、多くの種が絶滅の危機に瀕しているのは、まさしく、グローバルな(地球規模の)均衡現象、言い換えれば、地球の自浄作用とも言えます。
わたしたち人間の体にも自然治癒力という自浄作用能力があるように、地球自体にも自然治癒力という自浄作用能力があります。
自然の食物連鎖の法則も、言い換えれば、地球の自然治癒力という自浄作用能力に外ならないのです。
二十一世紀に入って、嘗てないほどの大規模な自然災害が世界のあらゆる所で発生していますが、人間以外の生き物が犠牲になっているという話は聞きません。
せいぜい、人間社会に組み込まれているペットや家畜が人間の道連れに遭って犠牲になっているだけで、自然の中で生きている生き物は犠牲になっていません。
こういった自然災害は、地球の人類に対する自浄作用と言えます。
差別・不条理・戦争を繰り返してきた人類ですが、それは所詮、人間社会の中での仲間争いに過ぎません。
母なる大地・地球の一構成員に過ぎない人類、つまり、新田哲学で言うところの「全体と部分の相対性の法則」に基づけば、母なる大地・地球が全体で、人類は部分である関係から鑑みれば、部分である人類が、全体である地球に闘いを挑んでも100%勝目はないのに、これから勝目のない地球との闘いが始まるのです。
二十一世紀は、人類間の仲間争いの戦争から、地球との勝目のない戦争になることは必定であり、その結果、今度はわたしたち人類が差別・不条理の憂き目に遭うでしょう。
天に唾した罰であります。