第一話 Daily discourse

わたしが執筆活動を始めたのは、今から7年前の2000年2月12日、ところはアメリカ・ラスベガスの自宅でした。
1999年の4月にラスベガスに行き、暫くは賃貸リゾートマンションに住んでいましたが、9月に一軒家を購入し、心身共に落ち着いた中で、それまで自分が文章を書くなど及びもつかなかったのに、どうしても書いてみたい一冊の本があり、持ち前の継続力だけを頼りにして、一日一話のつもりで書き始めたのです。
その名も「Daily discourse(日々のお話)」として、日本の知人宛てにメール配信を開始したわけです。
わたしの処女作「心の旅の案内書」はこうして誕生しました。
この作品はChapter1からChapter106までの構成で、2000年2月12日から106日掛けて書き上げたことになりますから、原稿を完成したのは、その年の5月末頃だと思います。
毎日ひとつの「Daily discourse」を、それこそ朝起き立て一番にベッドで書き上げ、日課の朝の運動を終えた後、午前中に日本の知人にメール配信をする。
持ち前の継続力が功を奏した結果、想像を遥かに超えたスピードで、念願の本を書くことが出来たのです。
『もうこれで思い残すことはない・・・』
充実感と達成感から来る解放感で、カジノでのバクチ三昧に明け暮れることが出来ると思いきや、何の其の、次から次へと新しい創作意欲が湧いてくる。
そして7年が経過したのです。
人生訓になるような作品、いわゆる、新田哲学と言える作品は、「こころの琴線」で完成したつもりです。
新田哲学のキーワードの一つに「円回帰運動」というのがあります。
世の中の事はすべて円回帰運動する。
つまり、すべての出来事は必ず始めた所に戻って終わる。
ですから、わたしの執筆活動の原点に戻る、つまり、「Daily discourse」を再び始めてみようと思います。
当然のことながら、毎日一つの「Daily discourse」を。