第八章 文明=不完全な知性

文明社会とは、実在する自己完結能力の不在概念(映像)に過ぎなかった。
更に、
実在する自己完結能力と映像である文明社会は、二律背反するのではなく、補完関係にあった。
そして、
自己完結能力とは、潜在能力を100%発揮することに他ならないのである。
言い換えれば、
愛を失わないということは、潜在能力を100%発揮することに他ならないのである。
だから、
人間の子供や自然社会の生きものはすべて、潜在能力を100%発揮できるのである。
逆に言えば、
人間の大人だけが、潜在能力を100%発揮できないのである。
言い換えれば、
人間の大人だけが、完全な知性を持っていないのである。
まさに、
文明社会の文明とは、不完全な知性に他ならないのである。