第七章 文明の正体

文明社会を形成して以来、われわれ人類は愛を失ってしまった。
言い換えれば、
文明社会を形成して以来、われわれ人類は自己完結能力を喪失してしまった。
では、
文明社会と自己完結能力は二律背反するのか?
まさに、
文明社会と自己完結能力が表裏一体のコインに他ならないからである。
そして、
文明社会とは、実在する自己完結能力の不在概念(映像)に過ぎなかったのである。
更に、
実在する自己完結能力と映像である文明社会は、二律背反するのではなく、補完関係にあったのである。
まさに、
この事実を人類はいまだに理解できないでいるのである。