第十三章 子供・大人二元論

文明社会に生きるわれわれ人間の進むべき道は、円回帰運動の人生を自己完結する道に他ならないのである。
そして、
円回帰運動の人生を自己完結する道とは、子供(始点)→不完全な大人(前半円周)→完全な大人(後半円周)→子供(終点)という円回帰運動に他ならない。
そして、
子供(始点)と子供(終点)の違いとは、不完全な大人(前半円周)と完全な大人(後半円周)を超えるか、超えないかにある。
言い換えれば、
子供(始点)=不完全な大人(前半円周)と完全な大人(後半円周)を超えていない。
子供(終点)=不完全な大人(前半円周)と完全な大人(後半円周)を超えている。
まさに、
われわれ人間の人生の正体とは、超えていない子供から超えた子供への成長過程に他ならないのである。
言い換えれば、
われわれ人間の大人とは、子供の不在概念に過ぎないのである。