第六十六章 記憶の欠落

死を知った我々人間が一生と捉えてきたのは、
絶対性の死(可除特異点(removable singularity)=π/2(90度))
→ 
超対性の死(極(pole)=π(180度))=不完全(不完璧)な死
→ 
相対性の死(真性特異点(essential singularity)=3π/2(270度))
=いわゆる生
という振り子運動に他ならなかったのである。
だから、
我々人間の記憶は、
絶対性の死(可除特異点(removable singularity)=π/2(90度))
→ 
超対性の死(極(pole)=π(180度))=不完全(不完璧)な死
→ 
相対性の死(真性特異点(essential singularity)=3π/2(270度))
=いわゆる生
の記憶しかなかったのである。
なぜならば、
超対性の死(極(pole)=0π(0度))=完全(完璧)な死=いわゆる誕生

超対性の死(極(pole)=2π(360度))=完全(完璧)な死=いわゆる死
が欠落しているからである。
だから、
産まれた直後の記憶が欠落しているのである。
従って、
死ぬ直前の記憶も欠落するはずである。