第五十七章 いわゆる現実=夢

見えない宇宙が実在するのである。
聞こえない宇宙が実在するのである。
匂えない宇宙が実在するのである。
味わえない宇宙が実在するのである。
触れない宇宙が実在するのである。
つまり、
五感で感じられない宇宙が実在するのである。
逆に言えば、
見える宇宙は単なる映像に過ぎないのである。
聞こえる宇宙は単なる音に過ぎないのである。
匂える宇宙は単なる匂いに過ぎないのである。
味わえる宇宙は単なる味に過ぎないのである。
触れる宇宙は単なる感触に過ぎないのである。
つまり、
五感で感じる宇宙は単なる幻想に過ぎないのである。
従って、
我々人間が、いわゆる現実と思っている宇宙は単なる幻想に過ぎないのである。
つまり、
我々人間が、いわゆる現実と思っている“運動の光と音と臭と味と感触の宇宙”は単なる幻想に過ぎないのである。
従って、
我々人間が、いわゆる現実と思っている世界は単なる幻想に過ぎないのである。
まさに、
我々人間が、いわゆる現実と思っている世界は単なる夢に過ぎないのである。