第五十章 超対進化論

誕生とは、実在の世界からの出口に他ならない。
逆に言えば、
誕生とは、映像の世界への入り口に他ならない。
一方
死とは、実在の世界への入り口に他ならない。
逆に言えば、
死とは、映像の世界からの出口に他ならない。
まさに、
誕生(始点)・死(終点)は同じ点でありながら、違う点である。
なぜなら、
誕生(始点)は三つの特異点を経験していないのに対して、死(終点)は三つの特異点を経験している結果、入り口と出口が逆転しているのである。
まさに、
円回帰運動の最大の特性がこの点にある。
従って、
円回帰運動は、時系列的にスパイラル上昇若しくは下降する。
従って、
円回帰運動における進化(退化)は、時系列的なスパイラル上昇(下降)に他ならない。
その理由は、
円回帰運動の三つの特異点、つまり、極(pole)、可除特異点(removable singularity)、真性特異点(essential singularity)にある。
つまり、
絶対性の死(可除特異点(removable singularity))、相対性の死(真性特異点(essential singularity))、超対性の死(極(pole))にある。