第四十七章 唯一最後の死

我々人間が死から目を背けて生きてきた理由は、超対性の死を、一生最後の唯一の死だと勘違いしたからに他ならない。
死には、
絶対性の死。
相対性の死。
そして、
超対性の死。
がある。
つまり、
我々人間の一生は、
超対性の死(極(pole)=0π(0度))
→ 
絶対性の死(可除特異点(removable singularity)=π/2(90度))
→ 
超対性の死(極(pole)=π(180度))
→ 
相対性の死(真性特異点(essential singularity)=3π/2(270度))
→ 
超対性の死(極(pole)=2π(360度))
という円回帰運動に他ならなかったのである。
ところが、
我々人間は、
超対性の死(極(pole)=0π(0度))
を誕生と捉えた。
絶対性の死(可除特異点(removable singularity)=π/2(90度))
→ 
超対性の死(極(pole)=π(180度))
→ 
相対性の死(真性特異点(essential singularity)=3π/2(270度))
を生と捉えた。
そして、
超対性の死(極(pole)=2π(360度))
を死と捉えた。
しかも、
超対性の死(極(pole)=2π(360度))=死
は未だ来ぬ未来の最後の出来事であった。
その結果、
我々人間は、死から目を背けて生きてきたのである。