第四十五章 すべての元凶

我々人間が好いとこ取りの相対一元論に陥った原因は、超対性の死の欠落に他ならない。
平たく言えば、
我々人間だけに、
“生が好くて、死が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
そして、
“善が好くて、悪が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“オスが好くて、メスが悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“強が好くて、弱が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“賢が好くて、愚が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“富が好くて、貧が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“幸福が好くて、不幸が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“天国が好くて、地獄が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“神が好くて、悪魔が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“健康が好くて、病気が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
“支配者が好くて、被支配者が悪い”という区分け(差別)意識が生まれた原因。
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は、超対性の死の欠落に他ならない。
我々人間社会だけが、
支配・被支配二層構造の世襲・相続の差別社会である原因。
悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖に苛まれる社会である原因。
差別・不条理・戦争を繰り返す社会である原因。
は、超対性の死の欠落に他ならない。
更に平たく言えば、
死を知った我々人間が、死から目を背けて生きているのが、すべての元凶なのである。