第三十七章 静止の世界への帰還の入り口

特異点とは、
ある基準の下、その基準が適用できない点のことである。
言い換えれば、
有限の世界と、無限の世界の境界に他ならない。
言い換えれば、
果てのない世界への入り口に他ならない。
では、
果てのない世界とは一体どんなものだろうか?
逆に言えば、
果てのある世界とは、
Dead End(行き止まり)のある世界である。
だから、
果てのある世界では、
死が必ずやって来るのである。
従って、
果てのない世界とは、
Dead End(行き止まり)のない世界に他ならない。
つまり、
果てのない世界とは、
死のない世界に他ならない。
従って、
特異点とは、
死のある世界と、死のない世界の境界に他ならない。
つまり、
静止の(生死を超えた)世界への帰還の入り口に他ならない。