第一章 人間も宇宙の子

我々人間は、一生の最後に死があると思っているが、一生の最後にやって来る死は、毎日の絶対性の死と毎年の相対性の死を超えたところにある、超対性の死であることを理解していない。
だから、
死を怖ろしいものだと勘違いしている。
だから、
悩みや四苦八苦の人生になっている。
だから、
差別・不条理・戦争を繰り返している。
死とは、人生の最後にやって来る一生に一度だけのクライマックスではなく、毎日一度、毎年一度やって来る繰り返しの出来事である。
月は自転しながら、地球との公転を繰り返している。
地球は自転しながら、太陽との公転を繰り返している。
太陽は自転しながら、銀河との公転を繰り返している。
銀河は自転しながら、運動宇宙との公転を繰り返している。
運動宇宙は自転しながら、静止宇宙との公転を繰り返している。
のと同じように、
我々人間も自転しながら、地球との公転を繰り返している。
自転を一回する毎に、絶対性の死を一回繰り返している。
公転を一回する毎に、相対性の死を一回繰り返している。
まさに、
死とは、
円回帰運動の始点(誕生)・円周(生)・終点(死)の終点(死)に他ならないわけで、次の円回帰運動への橋渡し点に過ぎない。
更に、
絶対性の死から、相対性の死への橋渡し点でもある。
そして、
更に、
絶対性の死と相対性の死を繰り返して、いつか必ず、超対性の死へと橋渡しすることによって、究極的には、宇宙の果てまで辿り着く。
まさに、
人間といえども、宇宙の始まりまで連綿と繋がっている。
まさに、
我々人間といえども、地球の子であると同時に、宇宙の子でもある。