超対性理論
はじめに

死を知ったことが不幸ではなく、恩恵だったとするなら、自殺することは、自らその恩恵を手に入れる行為に他ならない。
この事実を、我々人間が実感するには、「自殺のすすめ」第百章で述べたように、絶対性の死と相対性の死を超えなければならないようだ。
それこそが、超対性の死である。
「自殺のすすめ」の結論はここにあった。
と同時に、「自殺のすすめ」を実感するには、絶対性理論のベースになっている宗教と、相対性理論のベースになっている科学を超えなければならない。
超対性理論のはじまりがここにある。
その橋渡しとして、「自殺のすすめ」最後の第百章を「超対性の死(超対性理論)」にしたのである。
あとは、新しい作品「超対性理論」にバトンタッチしたい。


平成21年6月8日   新 田  論


第一章 人間も宇宙の子 第五十一章 見える世界と見えない世界
第二章 絶対進化論 第五十二章 運動宇宙と静止宇宙
第三章 超宇宙進化論 第五十三章 運動と静止
第四章 キーナンバー 第五十四章 光と暗闇
第五章 奇数と偶数の世界 第五十五章 五感の宇宙
第六章 人類の進化 第五十六章 二つの宇宙
第七章 進化数は人口に比例する 第五十七章 いわゆる現実=夢
第八章 人類の11代の進化 第五十八章 覚醒の瞬間(とき)
第九章 悪意に満ちた現代社会 第五十九章 眠りと覚醒
第十章 夜明けの時期 第六十章 全体感と部分観
第十一章 夜明けの日 第六十一章 完全(完璧)と不完全(不完璧)
第十二章 すべての歴史の反転時期 第六十二章 不完全(不完璧)生きもの=逆さま生きもの
第十三章 すべての歴史の反転時期の逆証明 第六十三章 不完全な死
第十四章 歴史の円完結 第六十四章 完全な死
第十五章 反転期の意義(1) 第六十五章 人間の一生
第十六章 反転期の意義(2) 第六十六章 記憶の欠落
第十七章 好いとこ取りの相対一元論 第六十七章 死期(四季)の判明
第十八章 (2)は(2)ではなく(2→0→2) 第六十八章 記憶
第十九章 ゼロ(0)の概念 第六十九章 不完全(不完璧)な記憶
第二十章 超える社会(超対社会) 第七十章 完全(完璧)な記憶
第二十一章 絶対・相対・超対 第七十一章 記憶力
第二十二章 超対性=永遠性 第七十二章 潜在視力
第二十三章 事実・真実・真理 第七十三章 夢
第二十四章 不変性・一時性・永遠性 第七十四章 覚醒した人生
第二十五章 事実=真実=真理という錯覚 第七十五章 振り子(錯覚)人生から円回帰(覚醒)人生へ
第二十六章 分裂生きもの=人間 第七十六章 想いのギャップ(分裂症状)
第二十七章 同じもの=違うもの 第七十七章 死の正体
第二十八章 絶対・相対・超対を貫く真理 第七十八章 肉体の死=相転移現象
第二十九章 超対性の世界 第七十九章 夢の中の眠り
第三十章 絶対性(自然)の世界 第八十章 夢と覚醒
第三十一章 相対性(人間)の世界 第八十一章 死の理解
第三十二章 超対性の世界の考え方 第八十二章 逆さま人生
第三十三章 “同じもの”と“違うもの” 第八十三章 光速度
第三十四章 四つの反転時期 第八十四章 時差
第三十五章 反転期=特異点 第八十五章 時差と光速度
第三十六章 特異点 第八十六章 嘘
第三十七章 静止の世界への帰還の入り口 第八十七章 光=錯覚の張本人
第三十八章 三つの特異点(反転期) 第八十八章 暗闇=覚醒の張本人
第三十九章 三つの特異点(反転期)が錯覚の原因 第八十九章 光と暗闇
第四十章 円回帰運動の在り方 第九十章 『今、ここ』と過去・現在・未来
第四十一章 “生きる”とは 第九十一章 二つの時間
第四十二章 円回帰運動と振り子運動 第九十二章 死を知る意味(1)
第四十三章 振り子運動がもたらした錯覚 第九十三章 死を知る意味(2)
第四十四章 超対性の死の欠落 第九十四章 死の収斂された象徴が息
第四十五章 すべての元凶 第九十五章 『今、ここ』というコンパス
第四十六章 理由 第九十六章 死の入り口と出口
第四十七章 唯一最後の死 第九十七章 死の意味
第四十八章 入り口と出口 第九十八章 重力(ニュートン) V.S 光(アインシュタイン)
第四十九章 生と死の入り口と出口 第九十九章 映像の宇宙
第五十章 超対進化論 第百章 実在の宇宙



超対性理論 Vol.(I)おわりにあたって

宇宙論には、相対性理論しかなかった。
だから、運動する宇宙しか頭になかったのである。
運動するには、はじまりとおわりが要る。
円運動するには、始点=終点が要る。
はじまりとおわりは静止点である。
始点=終点は静止点である。
つまり、
運動する宇宙には、必ず、静止する宇宙が要る。
しかも、
運動する線、運動する円は、点の連続体に過ぎない。
つまり、
運動(線、円)は所詮映像で、静止(点)が実在するだけである。
言い換えれば、
超体性の死が、静止(点)という実在である。
絶対性の死、相対性の死が、運動(線、円)という映像である。
超体性理論 Vol.(II)では、絶対性の死、相対性の死を暴くことによって、超体性の死の実体に迫ってみよう。


平成21年9月15日   新 田  論