はじめに

世界の警察国家ががたつきはじめている。
その所為か、世界各国で正義ががたつきはじめている。
近代の目玉は民主主義社会だった。
イデオロギーの激突だった東西冷戦によって世界を二分した、東側共産主義世界と西側資本主義世界だが、その国名には必ず民主主義が謡われている。
北朝鮮の正式名は、朝鮮民主主義人民共和国である。
中国の正式名は、中華人民共和国である。
そして、
民主主義の根幹にあるのが三権分立に他ならない。
憲法や法律をつくる立法。
実際の政事をする行政。
社会正義を守る司法。
国民が主人(主権在民)の民主主義国家を堅持するために、三つの権限である立法・行政・司法を分けたのである。
決して独裁国家にならないように。
だが、
世界の警察国家ががたつきはじめることによって、各国の警察自体もがたつきはじめ、正義が木端微塵の社会が台頭しはじめ、日本もまさにその渦中にある。
結局、
冷戦の真の決着がついていなかったのである。
相反する者同士が衝突すると両者とも消滅するのが、宇宙を支配する法則であり、過去の反省を踏まえた新しい社会が誕生するための序章でもある。
アメリカ大帝国がどうしても崩壊しなければ、新しい世界は誕生しないのである。


平成26年5月11日   木 村 順 治


第一章 歴史上最大最強国家アメリカ大帝国
第二章 帝国支配下の平和
第三章 帝国繁栄と世界平和は反比例する
第四章 帝国の功罪両面
第五章 戦争=平和を証明したアメリカ大帝国
第六章 アメリカ大帝国の軍事力(政治力)と兵站力(経済力)
第七章 アメリカ大帝国の傑作品である奴隷国家日本
第八章 アメリカ大帝国に逆らった日本政治家
第九章 大英帝国とアメリカ大帝国の狭間
第十章 大英帝国とアメリカ大帝国は親子関係
第十一章 大英帝国・アメリカ大帝国の奴隷国家・日本
第十二章 大帝国の軍事力
第十三章 軍国主義国家の典型・アメリカ大帝国
第十四章 史上初黒人大統領の末路
第十五章 黒人大統領を決して受け入れない大帝国
第十六章 女性大統領も受け入れられない国
第十七章 大帝国の最後の良心
第十八章 大帝国の対消滅現象
第十九章 帝国は必ず消滅する
第二十章 ポスト帝国主義
第二十一章 ミイラ取りがミイラになったアメリカ
第二十二章 史上最大軍事国家アメリカ
第二十三章 砂上の楼閣のアメリカ大帝国
第二十四章 酷似している両・大帝国
第二十五章 経済疲弊=軍事力疲弊
第二十六章 ソヴィエト大帝国の経済疲弊
第二十七章 拝金主義が元凶
第二十八章 アメリカは冷戦の勝利者ではない
第二十九章 アメリカとソ連は同じ穴の狢
第三十章 資本主義=社会主義=利益主義
第三十一章 正社会・反社会の対消滅
第三十二章 正物質社会と反物質社会の違い
第三十三章 資本主義社会 & 社会主義社会
第三十四章 アメリカ・ソ連は間違った二元論
第三十五章 正しい二元論のアメリカ・ソ連
第三十六章 新しいアメリカと新しいソ連(1)
第三十七章 新しいアメリカと新しいソ連(2)
第三十八章 新しいアメリカと新しいソ連(3)
第三十九章 新しいアメリカと新しいソ連(4)
第四十章 新しいアメリカと新しいソ連(5)
第四十一章 一世紀戦争の決着
第四十二章 パクス・アメリカーナの終焉
第四十三章 文明社会の終焉
第四十四章 文明とは何か?
第四十五章 文明→反文明
第四十六章 反文明社会 & 超文明社会
第四十七章 文明社会の反転現象
第四十八章 帝国覇権主義の終焉
第四十九章 文明の衝突
第五十章 文明の崩壊


おわりに

警察と軍隊。
無事の時の支配者は警察。
有事の時の支配者は軍隊。
それ以外の支配者など一切存在しない。
政治家が支配者など張子の虎以外の何者でもない。
役人が支配者など張子の虎以外の何者でもない。
資本家が支配者など張子の虎以外の何者でもない。
労働者が支配者など張子の虎以外の何者でもない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
すべては張子の虎以外の何者でもない。
ホンモノの虎は、警察と軍隊だけである。
問題は虎がいいのか?ライオンがいいのか?
違いは、
虎は個人主義、ライオンは組織主義。
アメリカ大帝国は虎でもライオンでもなく鷲だから、消えるしかない。

平成26年7月18日   木 村 順 治